音声認識とテキスト化による著作権保護の課題

    最近は音声認識技術が大きく発展し、ビジネスでの活用が期待されています。
    私の仕事も情報の取得と書面作成が大きなウェイトを占めるため、高度な音声認識技術があれば、タイピングなしで書面作成などということもできるかもしれず。。法的思考を音声にしさえすれば、全てテキスト化くれる、というのは大変すごいことです。

    ところで、今後音声認識技術が発展すれば、ネット上で流されているあらゆる音声が、検索対策として自動でテキスト化されていくということが予想されます。しかし、重要なこととして、音声の著作権は基本的にその音声を発声した人に発生します。
    もちろん、著作権は思想・感情を創作的に表現するものに限られますが、ネットで流通する音声というものは、その性質上、テキスト等と異なり、概ねそうした創作的表現にあたることが多いと考えられます。

    そのため、音声を自動でテキスト化した場合、原則的にはその音声の本人の許諾を得ることが必要になってきます。この点は音声認識技術の発展と利用に対峙する可能性のある問題ですが、この許諾を得るためにどの程度の対価を支払うべきかということに関しては、まだ明確な基準がありません。他のメディアソース同様に、今後ライセンスフィー基準の策定が期待されるところです。

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